インプラントオーバーデンチャー②
伊勢市在住 60代男性
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インプラントを活用したパーシャルデンチャー(部分的な入れ歯)は,
噛み合わせの保持と入れ歯の高い安定性の確保に有効であると言われています。
本症例では、前歯は残存しているため、奥歯に1本ずつインプラントを埋入し、
入れ歯を、インプラント・粘膜・歯の3点で支えることができ、
噛みやすさや入れ歯の安定性が向上したことにより、患者様に喜んでいただきました。
また従来の入れ歯では、粘膜と残存歯で支えるため残存歯に負担がかかりますが、
インプラントにより負担を軽減することができるため、残存歯の予後も向上すると考えています。
担当医 | 院長:片山昇 |
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主訴 | インプラント希望 |
診断名/主な症状 | |
治療内容 | インプラント 義歯作成 |
治療期間 | 約1年 |
通院回数 | 月2・3回 |
費用 | 約100万 |
主なリスク・副作用・注意点
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- インプラント
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- ・下歯槽神経を損傷、圧迫することで知覚異常や鈍麻の症状が出る場合があります。
- ・術部の違和感、痛み、腫れ、出血が生じる場合がありますが、症状の多くは一時的なもので、大抵数日中に治ります。
- ・妊娠中、妊娠の可能性のある方、授乳中の方はインプラント治療を行うことはできません。
- ・糖尿病の方、喫煙者の方は手術を受けられない可能性があります。
- ・あごの骨が足りない方は、骨の厚みを増やす治療が必要になる場合があります。
- ・術後は定期検診、メインテナンスの継続が必須となります。
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- 矯正歯科治療
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- ・矯正装置を装着または調整した直後は、違和感や痛みを感じることがありますが大抵数日で慣れます。
- ・矯正装置を装着することで口腔内の清掃がしにくくなり、虫歯や歯周病にかかるリスクが高くなるため、ご自宅でのセルフケアに加えて定期的な歯科医院でのクリーニングで衛生状態をしっかり管理する必要があります。
- ・症例によっては抜歯が必要となる場合があります。
- ・矯正装置を外した後は、後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を装着する必要があります。
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- 審美修復治療・補綴治療
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- ・前装冠など一部金属を含む補綴物は、金属アレルギーの原因となる可能性があります。
- ・セラミック(ジルコニア、セレックなど)は割れる恐れがあるため、食いしばりの強い奥歯には使用できません。
- ・高い強度のあるジルコニアは噛み合わせが馴染むまで多少時間がかかることがあります。
- ・ラミネートべニアやブリッジ治療では、健康な歯をわずかに削る必要があります。
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- ホワイトニング
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- ・ホワイトニング剤により知覚過敏が生じる場合があります。
- ・過酸化水素(ホワイトニングの主成分)を分解できない無カタラーゼ症(高原氏病)の方は治療できません。
- ・妊娠中、妊娠の可能性のある方、授乳中の方はホワイトニングを行うことはできません。
- ・虫歯や歯周病のある方、矯正治療中の方はそれぞれの治療を終えてからホワイトニングを行います。
- ・着色が原因ではない歯の変色(神経の無い歯など)はホワイトニングで白くすることはできません。
- ・ホワイトニングの効果は、生活習慣や元々の歯の質、状態で個人差があります。
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- 根管治療
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- ・根管治療終了後は術後性疼痛の症状が出る場合があります。
- ・ファイルが根管内で破折することがあります。
- ・予後不良の場合は、歯根端切除術または意図的再植術といった外科治療を行う場合があります。